正義への報酬(RFJ)プログラムでは、ムハンマド・アフメド・アル・ムナワール、別名アブダラフマン・アル・ラシード・マンスール(Abdarahman al-Rashid Mansour)およびアシュラフ・ナイーム・マンスール(Ashraf Naeem Mansour)に関する情報に対し、最高500万ドルの報酬を提供している。アル・ムナワールは、テロ集団アブ・ニダル組織(Abu Nidal Organization)のメンバーであるとされ、パキスタン、カラチにおける1986年9月5日のパン・アメリカン航空73便ハイジャックで果たした役割について指名手配されている。ハイジャック犯らは379人の乗客・乗員を16時間近く人質に取ったのち、人質を無差別に銃で撃ち始めた。これにより米国人2人を含む20人が殺害され、100人以上が負傷した。
このハイジャックで果たした役割により、アル・ムナワールは、米国連邦大陪審で起訴され、FBIの最重要指名手配テロリスト・リストに含められた。アル・ムナワールは、中東に居住している可能性が高い。