正義への報酬(RFJ)プログラムでは、1996年に起きたサウジアラビア、ダーラン(Dhahran)付近のコバールタワーズ(Khobar Towers)爆破に関する情報に対し、最高500万ドルの報酬を提供している。1996年6月25日、サウジ・ヒズボラのメンバーが、プラスチック爆弾を入れたタンクローリーを、米軍関係者が住んでいた複合住宅コバールタワーズの駐車場で爆発させた。この爆発により、近隣の建物以外すべての建物が破壊され、米国軍メンバー19人とサウジアラビア人1人が殺害され、さまざまな国籍の数百人が負傷した。
2001年6月21日、米国連邦大陪審が、この攻撃とつながりのあった14人を起訴した。そのうち起訴されたのは、アハマド・イブラヒム・アル・ムガシル(Ahmad Ibrahim al-Mughassil)、アブドルカリーム・フセイン・モハメド・アル・ナセル(Abdelkarim Hussein Mohamed al-Nasser)、イブラヒム・サリム・モハンメド・アル・ヤコブ(Ibrahim Salim Mohammed al-Yacoub)、およびアリ・サイド・ビン・アリ・エル・ホーリエ(Ali Saed bin Ali el-Hoorie)で、そのそれぞれに関する情報に対し、正義への報酬(RFJ)プログラムは最高500万ドルの報酬を提供している。 [hyperlinks to individual reward offers]