正義への報酬(RFJ)プログラムでは、2017年、ニジェール、トンゴトンゴ(Tongo Tongo)での攻撃に加担したイブラヒム・オスマン、別名ダンドゥ・チェフ(Dandou Cheffou)に関する情報に対し、最高500万ドルの報酬を提供している。イブラヒム・オスマンは、大サハラのISIS(ISIS in the Greater Sahara: ISIS-GS)の司令官である。
2017年10月4日、ニジェール、トンゴトンゴの村付近で、ISIS-GSとつながりのある過激派が、ニジェール軍の対テロ訓練・助言・支援任務に就いていた米国特殊部隊のメンバーを攻撃した。この攻撃により、米国人4人とニジェール兵4人が死亡。その他、米国人2人およびニジェール人8人がこの攻撃で負傷した。2018年1月12日、ISIS-GSリーダー、アドナン・アブ・ワリード・アル・サハラウィ(Adnan Abu Walid al-Sahrawi)が、この攻撃に対し、犯行声明を出した。