正義への報酬(RFJ)プログラムでは、アブ・アブド・アル・カリム・アル・マスリ、別名カリム(Karim)に関する情報に対し、最高500万ドルの報酬を提供している。アル・マスリは、アルカイダ(al-Qa’ida: AQ)のベテラン・メンバーで、AQ関連のジハード主義者集団フラス・アルディン(Hurras al-Din: HAD)の上級幹部である。2018年、HADの幹部が意思決定を行う評議会のメンバーであったアル・マスリは、AQ関連の統括組織でありHADの派生元でもあるハイアト・タハリール・アル・シャーム(Hayat Tahrir al-Sham)と、HADの仲介者を務めていた。