正義への報酬(RFJ)プログラムでは、アブドゥル・ワリ、別名オマル・ハーリド・ホラーサーニー(Omar Khalid Khorasani)に関する情報に対し、最高300万ドルの報酬を提供している。ワリは、米国が外国テロ組織と指定したパキスタン・タリバン運動(Tehrik-e Taliban Pakistan: TTP)と関連した過激派ジャマートゥル・アハラール(JuA)のリーダーである。ワリのリーダーシップにより、JuAはパキスタン、パンジャーブ州のTTPネットワークで最も活発な組織の1つとなっており、パキスタン全域における複数の攻撃に対し、犯行声明を出している。
報告によると、ワリはアフガニスタンのナンガルハール州(Nangarhar Province)とクナル州(Kunar Province)から活動している。ワリは、パキスタン、ムフマンド管区(Mohmand Agency)で生まれた元ジャーナリスト、また詩人であり、パキスタン、カラチ(Karachi)にあるいくつかのマドラサ(イスラム神学校)で学んだ。